ボイド時間帯は、占星術の世界から生まれたものです。

月がアスペクトを作らなくなった時点から次の星座に移るまでの時間帯、
それがボイド時間帯です。

ボイド時間帯は、月を経由して地球にやってくる惑星からのエネルギーが
遮断される時間帯とも考えられています。

占星学者ウィリアム・リリーが、月と他の惑星がアスペクトを作らなかった時に、
占う相手と意思疎通が悪くなることを指摘し、
この時間帯を「魔の時間」（Void of Course of the Moon）と呼んだことによります。

・・・・ということで、私も
「ボイドタイム」には注意しております。（生徒さんも活用していますね）

（トイレに　月のカレンダーをはって、今日だな〜とか
　一応、手帳に記載しておいたり・・・）

私は

■時間的に余裕を持って行動するようにしています

■人との関わりに注意するようにしています

■断定的な話方にならにようにコミュニケーションには注意をします

■約束や予約をなるべくしません。

■決定項目はしないようにします。

■鑑定の時間にならないようにしています

■メルマガなど、情報などをメールしません

■新しい資料は作らないようにしています

■旅行の出発時間帯にしないようにしています

　・・・あるいは時間的に余裕をみて出発します。

■大切なお買いものはしないようにします

■美容院やネイルサロン　etc　行かないようにします

など　まだあるかも・・・　

あまり神経質に　こだわらないで、

今、ボイドタイムかな〜と思って「気をつけておく事」を心がけています。

そして、自分にとって、期待どおりにならない事

気分を損なうこと　マイナスな感情になるのも

時をみて、ゆるり　ゆるり　と過ぎゆくのを待ちます

他に・・・

■ハプニング　や　予想に反することがあったら

　逆に楽しむようにします。案外、面白い発見がありますよ。

■お家にいる時なんかは、何もしないで、ゆっくり音楽をきいたり

　ごろごろしたり　リラックスタイム　にしたり・・・・これもお勧めです！

ボイドタイム　だからって、あまり緊張したり

妙に拘らないように

終わってみて・・・振り返れば　なんだ　ボイドタイム　だったんだ。。。
なんて事もあるかもです。

以下参考文献　　　　　　石川源晃著　「ボイド占星学」より 　

月のボイド時間中は月の効力が弱くなり
、普段は抑えられている人間の感情や感覚が過剰に敏感・活発になるとされています。
そのため、この時間の会議はやたらと長引いたり決裂したりして、よい結果を残せません。

また、この時間中に決断したことや始めたことは、
そのときには思ってもみなかったミスがあったり、
当初の考えとは全く違う結末になったりすることが多いとされています。

ボイド（VOID）とは，英語で，＜空虚・空白・無駄・無効＞といった意味で、
動詞としては＜無効にする＞という意味があります。

Void of Course of the Moon＜月の働きが今以降は無効になること＞という意味であります。

月の働きを表現するのに「月は鏡である」という言い方をします。
それは、月がただ光を反射するだけでなく、太陽のみならず、
他の惑星の性格をも地球に対して反射しているという意味であります。

月はいろいろな角度で太陽や惑星の性格を反射し，それが絶えず微妙に変化しているために、
人間の心の働きにも微妙な変化を与えて、
また影響を与えられることで人間の心はバランスをとっているのです。

ところが、天体の位置関係から、月が地球に対して、
どんな星の性格をも反射しないときがあり、その時に月の働きが無効になるわけであります。
これがボイドという現象であって、この時間帯をボイド時間といいます。

この時間帯には、一般的に人間の感覚が敏感になり、想像力が活発化するのです。
それでいながら、この時間帯に決断したこと、あるいは開始した行動などが、
当初の目論見から大きくはずれて、
予想外の結果を招いてしまうことが多いのです。

ボイドが発生したときには、その時間、その場所にいるすべての人に対して
ボイドの影響がおよびます。
ボイドの時には、日常の事はいつもの通り行なって下さい。

但し、次の各項には注意して下さい。

（１）計画を立てないで下さい。

　ボイドの時に計画を立てると、後で抜き差しができないことになりかねませんので、
ボイドの時の行動には充分な時間的余裕を持って、
いつでもやり直しができるような体制をとっておいて下さい。

（２）重要な話は避けるようにして下さい。

　人との打ち合わせや会議は、ボイドの時間帯で開始しないように注意して下さい。
安全を確保するためには、ボイドの約2時間前から、ボイドが終わる時間までは、
重要な会議を開始しないで下さい。

（３）結論は保留してください。

　どうしてもボイドの時間帯に重要な決定をしなければならないような事が
生じた場合には、出来る限り消極的に行動して、やり直しのできる範囲にとどめて下さい。
そして、ボイドが終わった後で、かならず再検討して下さい。

（４）調子に乗らないで下さい。

　ボイドの時には、皆が情緒不安定になりますから、
議論が沸騰して収拾がつかなくなったり、口のうまい人にだまされたりします。

（５）途中で方針を変更しないで下さい。

　もし、会議中にボイドの時間帯に入ったならば、
それ以前に既に結論の出たものだけに限定して、それ以上は一歩も進んではいけません。
ボイドの時間帯に限って、いつもと異なったことをしたくなるものです、
だから、方針は変更しないで下さい。

（６）大切な物を処分しないで下さい。

　ボイドの時間帯に紛失した物は、後になって捜しても出て来ないことが多いので、
慎重に取り扱って下さい。

（７）創作的な仕事はしないで下さい。

　設計、製図、色合わせ、衣類の柄選び、等をボイドの時間帯で行なうと、
後になって困ることがあります。
特に、ほかの人の依頼を受けて色彩を選ぶ場合にはボイドの時間帯を避けて下さい。

（８）交渉の相手を追求しないで下さい。

　ボイドの時間帯では、自己主張がとんでもない誤解を招くことがありますから、
なるべくそっとしておいて下さい。ボイドの時間帯でのトラブルは、
誤解が誤解を産む恐れがありますので、長引く可能性があります。
「逃げるが勝ち」の心境で対処して下さい。

（９）情報を信用しないで下さい。

　ボイド時間帯に集めた情報は必ずボイド時間帯が終わった後に
情報の内容や真偽について再確認して下さい。
ボイドの時間帯では、株式の買い注文は出さないで下さい。

（１０）失敗の上塗りをしないで下さい。

　ボイドの時間帯での失敗は、あわてて回復しようとしないほうが安全です。
ボイド時間帯が終わってから、落ち着いて対処して下さい。

　相手を一方的に強圧出来る万全の準備がある場合には、
ボイド時間帯であっても行動してもよろしい。
但し、その為に相手からどのような誤解を受けても、抗弁してはなりません。
ボイド時間帯の行動について後になって言い訳や自己主張をすれば
逆に不利な立場に追いやられます。

とにかく、ボイド時間帯では皆が情緒不安定で、無責任になっていますので
その場かぎりの思い付きや間違った印象などを重大なことと感違いして考え、
チェックする機能が麻痺しますので、充分注意して下さい。

−ボイドサインがおひつじ（牡羊）のとき−

＜仕事＞
うまい話しに乗りやすくなる。せっかちになり、結論を急ぎがちになる。
企画など、よく考慮されないまま、具体化される傾向がある。
契約など、細部についての検討がないまま行なわれ、後で問題が生じやすくなる。
物事が停滞せず、どんどん進んでしまうが、そのために立ち止まって考えることができず、
かえって悪い影響が出やすい。

＜人間関係＞
他人の気持ちや考えを無視する。また自分勝手な行動に出てしまいがちである。

−ボイドサインがおうし（牡牛）のとき−

＜仕事＞
確実に利益になる目先のものばかりに執着し、将来のことを長い目で見ようとはしなくなる。
斬新なアイデアも、安全第一とばかりに黙殺してしまう。

＜人間関係＞
嫉妬心が強くなり、親しい人の行動まで制限したくなる.。
鬱積（うっせき）している怒りを爆発させたくなる。

−ボイドサインがふたご（双子）のとき−

＜仕事＞
いろいろな方面からさまざまな情報が入るが、
そのどれを信じていいのかの判断ができにくくなる。
新聞や雑誌などに出る、企業関係のニュースにまどわされやすくなる。
特に、株や商品取引などの投機には、充分な注意が必要である。

＜人間関係＞
ラジオやテレビなどの情報に統一性が欠如しやすいときなので、
人との待ち合わせ場所に行く場合、交通情報などが不明確のため勘違いして誤解し、
高速道路を使ったり、脇道に入ったりするとかえって時間がかかって
遅刻することが考えられる。また、自分の判断も狂いがちになるので、
待ち合わせの場所や時間を間違ったりして、大事な相手とのチョットした伝達ミスで、
相手に不快感を与え、それが大きな問題に発展しやすい。

−ボイドサインがかに（蟹）のとき−

＜仕事＞
感情面にこだわって、先方の本心が見抜けなくなる傾向がある。
これまでに何度も一緒に仕事をした間柄でも、このVOIDのときには、
大事な約束は避けたほうがいい。

＜人間関係＞
両親や夫婦など近親者に対して、過剰な愛情を期待しがちになる。
そのため、些細なことで失望するケースがふえる。
感情的になりやすく、人と話していても、すぐにヒステリックになりがちである。
このVOIDのときには、理論的な話し合いが出来にくくなる。

−ポイドサインがしし（獅子）のとき−

＜仕事＞
自信過剰になって、自分の実力以上のことをしてみたくなる。
職場などで、目立とうという意識が強くなる。

＜人間関係＞
自分を正当化しすぎる傾向になる。
そのため、ほかの目立たない人や人間性の大事な部分を無視してしまいやすい。

−ボイドサインがおとめ（乙女）のとき−

＜仕事＞
極端に分析的、計画的になり、一見、几帳面になったようで、
それでいながら、全体を把握することができにくくなる。

＜人間関係＞
寛容さがなくなるので、他人の小さなミスや、チョットしただらしない態度も許せなくなり自分の方から交際範囲を狭くしがちである。

−ボイドサインがてんびん（天秤）のとき−

＜仕事＞
表面的な社交に流れ、物事の進展に支障が出やすい。
ゆきすぎを警戒するあまり、物事の内面を深く見ることができない。

＜人間関係＞
自分のことをよく知ってもらいたくなって、そのように行動するが、
相手からは強引な性格のように受け取られて、思うようにことが運ばない。

−ボイドサインがさそり（蠍）のとき−

＜仕事＞
交渉の際、一方的な態度が出やすくなる。それがもとで、先方からの信用を失いかねない。

＜人間関係＞
以前から抱いていた憎悪や好感がいっそう強くなって表面化しやすい。
また、以前より尾を引いていた面倒なことが、形となって表面化しやすい。

−ボイドサインがいて（射手）のとき−

＜仕事＞
実現不可能なアイデアが多くなり、それと気づかずに活気づくが、
ボイド時間が終わると、急速に興味が薄れ、結局、時間の無駄だったことに気づく。

＜人間関係＞
慎重さが薄れる。そのために相手の本質が見えにくくなる。

−ボイドサインがやぎ（山羊）のとき−

＜仕事＞
取り引きで、権力志向的になり、大企業との契約を求めるが、
不手際が重なって、不利な契約をしてしまう傾向がある。
取り引きの格が自分より上の場合、決定権をゆだねてしまい、
後で不本意な結果を招くことになる。

＜人間関係＞
視野が狭くなって自分にしか通じない理屈を主張してしまう。
そのため、周囲から反感を買いやすい。

−ボイドサインがみずがめ（水瓶）のとき−

＜仕事＞
自分のアイデアを素晴しいもののように思いこみ、うっかり話してしまって、
失敗する傾向がある。

＜人間関係＞
通常では思いもよらぬ考えが、次々に湧いてくるようになる。
しかし、それで常軌を逸した行動に出てしまうことになる。

−ボイドサインがうお（魚）のとき−

＜仕事＞
現実的な仕事の話しが少なくなり、夢を追うような傾向が出てきやすい。
また周りの環境に左右されやすくなる。
矛盾した考えが同時に出てきやすく、それでいてその不合理に気がつかない。
感情に左右されて、先方の策にはまりやすくなる。

＜人間関係＞
相手の言うことにすぐに感動して、なんとかしてやりたくなる。
ときには、それでだまされることもある。
感傷的な気分から、会話に嘘が多くなる。
その嘘は故意のものではなく、相手をだまそうとするような悪意からではない。
しかし、結果的に相手を騙（だま）したことになる場合もあるので、注意が必要である。

＊ボイド時間がどの☆かを見て参考にしてみてくださいね。